「100の講義シリーズ」を再読
最近、森博嗣の本の再読が続いています。
今回は、図書館で貸し出し可能だった「100の講義シリーズ」をまとめて3冊借りてきて、3冊の中では発行年の古い『「思考」を育てる100の講義』から再読を始めました。
次に控えているのはこれ。
その次はこれ。
文庫書下ろしである「クリームシリーズ」は購入して手元にあります。価格・サイズ的に最初から文庫っていいな、と思います。

つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: 文庫
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100の講義もクリームシリーズも、最初に一行のタイトルを100個考えてから本文を執筆するそうです。タイトルを考える作業が時間がかかり(2日に1つくらいかかるそう)、タイトルが出揃ったところで、本文にとりかかり、1日1時間半ほど執筆、本文は1週間程度で終わるというスタイルで書いているとのこと。
犬派、猫派のはなし
読み終わったばかりの『今日も一日きみを見てた』で、 「犬派・猫派と分けられるものだろうか」という部分に共感した、と書きましたが、『「思考」を育てる100の講義』の67番目、「猫派と犬派が分かれているように認識されているのがおかしい。」というのがあったので、順番をとばして先に読んでみました。
森博嗣はこのように考えるのね、おもしろかったです。著者は両方好きだそう、でもまあ犬派、とのこと。シェルティを飼っているそうです。
エッセイは、「明らかなのは、単に犬と猫が違う動物だということくらいだろう」から始まります。私としてはファンだからというのもありますが共感できます。話が他の動物に派生して「パンダもまあまあ赤ちゃんは可愛い。大人のパンダは、パンダによる。猿は、赤ちゃんでも可愛いとは思わない。人間の赤ちゃんは、赤ちゃんによる。」
この〇〇による、っていうところが、なんか、おもしろい…。
さて、エッセイの続きを順番に読んでいくことにしようかな。