かえでのまど

英語関連のフリーランスをしながらの日々をつづります

伊坂 幸太郎作品の「名言 」(好きなフレーズ)『チルドレン』より

『チルドレン』から、陣内のエピソードの片鱗。

伊坂幸太郎ファンになるきっかけとなった『チルドレン』、「この人いいなあ」と思ったキャラクター、陣内をご紹介。これから本作を読む方は、まだまだ陣内節を楽しんでほしいのでほんの一片ですが…。

チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

 

 

 「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。

 

「BOOK」データベースより 

 

『チルドレン』

大学生のころのエピソード、「バンク」「レトリーバー」「イン」
陣内が家裁調査官になった後のエピソード、「チルドレン」「チルドレンⅡ」
から成り立つ連作短編集です。

 

 「バンク」

陣内「パンクロックってのは、立ち向かうことなんだよ」

(友人の鴨居いわく、「立ち向かうこと」は陣内の基本方針。) 

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鴨居(呆れて)「何なんだ、陣内は」
陣内「俺は俺だよ、鴨居」 

 

「レトリーバー」

永瀬「結果論からすると、陣内のやっていることの大半がオッケーになってしまうから驚きだ」

 

「イン」 

永瀬「陣内?」
陣内「いかにも、俺が陣内だ」 

 

「チルドレン」 

家裁の同僚の小山内さんが、同じく調査官の武藤(『サブマリン』に登場)によく言うことば。
小山内さん「陣内君くらい調査官に向いている人はいないよ。けれど、彼のやり方を真似しては駄目だよ。」 

 

「チルドレン Ⅱ」

陣内「いいか、これだけは言っておくけどな、俺は生まれてこの方、ダサかったことなんて一度もないんだよ」

 

陣内にまた会えるのが『サブマリン』。やはり『チルドレン』から読むのがおすすめ。

サブマリン (講談社文庫)

サブマリン (講談社文庫)

 

 

家庭裁判所調査官の武藤は貧乏くじを引くタイプ。無免許事故を起こした19歳は、近親者が昔、死亡事故に遭っていたと判明。また15歳のパソコン少年は「ネットの犯行予告の真偽を見破れる」と言い出す。だが一番の問題は傍迷惑な上司・陣内の存在だった!読み終えた瞬間、今よりも世界が輝いてみえる大切な物語。

 

「BOOK」データベースより